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2025.04.13

相続って何?誰にでも起こる“その時”のために

相続全般

はじめまして、税理士の古閑千枝です。
今回は、「相続」について、初めての方にもわかりやすくお話ししたいと思います。

相続という言葉を聞くと、「お金持ちの話でしょ」「まだ親も元気だし自分には関係ない」と感じる方が多いかもしれません。ですが、相続は誰にでも必ず関係のあるものです。ある日突然、ご家族に万が一のことが起こった時、「相続って何をすればいいの?」と慌ててしまわないように、基本を知っておくことがとても大切です。今回は、難しい言葉を聞くだけで嫌になってしまう方にもわかりやすく相続の基礎をお話ししますので、軽い気持ちで最後まで読んでみて下さい。

 

相続とは?

相続とは、人が亡くなったときに、その人の財産や権利・義務を家族などの相続人が引き継ぐことをいいます。財産には、預金や不動産、株式、自動車などの「プラスの財産」だけでなく、借金やローンなどの「マイナスの財産」も含まれます。

相続が発生すると、残された家族はまず「誰が相続人になるのか」「何をどのように分けるのか」を決める必要があります。これが、いわゆる遺産分割協議です。

相続でもめるのは“特別な家”だけ?

「うちは大した財産もないから、もめることなんてないよ」と思われるかもしれません。しかし、実際の相続トラブルは、財産の額には関係なく起こりえます。

たとえば、

「実家は誰が住むのか」

「預金はどこにどれだけあるのか」

「長男ばかりが得しているように感じる」

など、小さな不満や誤解がきっかけで関係がこじれることもあります。

その時に困らないために

相続は、突然やってきます。そして、事前に準備をしているかどうかで、家族の負担は大きく変わります。
では、今からできる準備とは何でしょうか?

まずおすすめしたいのは、「財産の把握」と「家族との会話」です。自分や親の財産がどこにどれだけあるのかを確認し、必要に応じて「財産目録」を作成しておくと安心です。

また、元気なうちに家族で相続について話し合っておくことも大切です。
「この家は誰が継ぐのか」「自分が亡くなったら、どんなふうに分けたいのか」といった話は、少し気が重いかもしれませんが、争わない相続のための第一歩です。

さらに、希望を明確にしておきたい場合は、「遺言書」を作成することも有効です。法的に有効な形式で書かれていれば、遺産分割の際に大きな助けになります。

まとめ 相続は未来の家族への思いやり

相続は、ただ財産を分けるだけではありません。大切な人たちに、心のゆとりと安心を残すことでもあります。
誰にでも訪れる“その時”に向けて、今から少しずつ準備を始めてみませんか?

ご不安なことがあれば、税理士などの専門家に相談することも一つの方法です。相続に関するご相談は、お気軽にお問い合わせください。

弊事務所でも随時お受けしておりますのでお気軽にご相談ください。税理士が直接お話しをお伺いいたしますので安心してご相談できるかと思います。

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